第37号
日本学校図書館学会会報 第37号 平成28年3月30日発行
■第1面 巻頭言
「今こそ、学校図書館の活用を」
日本学校図書館学会研究委員長(白梅学園大学) 佐藤正志
教育課程の展開を通してどのような力を身に付けさせるのか
どのように身に付けさせるのか
鮮明になった学校図書館の役割
授業改善が基盤となる学校図書館の活用
■第2~5面
研究発表大会の記録
【第1部 一般研究発表】
▼論理的思考力をはぐくむ読書の在り方に関する一考察
―教育方法の視点を拓くための試案―
安田女子短期大学・矢野光恵/なぎさ公園小学校・中谷綾
▼読書活動の内容と方法に関する考察
―先行研究・実践の分析を中心にして―
安田女子大学・中島正明
▼学校図書館の格差
―公立学校図書館の条件整備における国の責任―
愛知県立鳴海高等学校・杉浦良二
▼生徒の自主性を育む図書委員会活動
明星中学高等学校・鬼丸晴美
▼学校図書館理念の革命と専門職員の役割
―国際比較による解明―
本学会名誉会員・長倉美恵子
▼学校図書館で育む情報リテラシー
―各教科に関わって行う情報スキルの系統的指導―
静岡県磐田市立城山中学校・萩田純子/同・堀内典子
▼デジタル教材と学校図書館
―アクティブ・ラーニングを学校図書館が担う―
国立大学法人東京学芸大学・對崎奈美子/同・徳田悦子
▼中学校の学校図書館における選書の現状と課題
筑波大学大学院・斎藤純
▼学校図書館資料の大学図書館における所蔵に関する調査
―司書教諭を養成する大学における学校図書館用図書の所蔵状況―
常葉大学・鈴木守
【第2部 課題研究発表】
【課題】教育課程の展開に寄与する学校図書館
―確かな学力の育成と学校図書館の活用―
【基調講演】教育課程の展開に寄与する学校図書館
―確かな学力の育成と学校図書館の活用―
本学会顧問・高岡浩二
▼司書教諭による教科課程支援認識の形成プロセス
ー修正版グラウンデッド・セオリー・アプローチによる分析を通して―
筑波大学大学院博士後期課程・西巻悦子
▼教育課程の展開に寄与する学校図書館の在り方に関する一考察
―市川市における学校図書館担当職員の活用を中心に―
千葉県市川市教育委員会・石田有記/同・富永香羊子
▼教科学習における学校図書館機能を活用した授業構成の方法について
帝京大学・鎌田和宏
▼国語科の単元を貫く言語活動と並行読書における学校図書館活用
帝京科学大学・三石美鶴
■第6~9面
学校図書館フォーラムの概要
【テーマ】確かな学力を育成するための学校図書館―学校図書館関係者の役割を探る
【基調講演】これからの子どもたちに求められる資質・能力の育成と学校図書館
講師/明星大学教授・吉冨芳正氏
【シンポジウム】
シンポジスト/明星大学教授・吉冨芳正氏/市川市教育委員会指導主事・富永香羊子氏/
文京区立本郷小学校校長(東京都小学校学校図書館研究会会長)・小池夏子氏/
川崎市立南加瀬中学校司書教諭・斎藤純氏
コーディネーター/本学会研究委員長・佐藤正志氏
■第10面(支部だより)
◆学びのスキルやアクティブ・ラーニングなど 第12回静岡県支部研究会開かれる
静岡県支部事務局長・海老原一彦
◆第9回支部研究会を終えて 子どもの学びと心を育てる学校図書館の創造
―ブックトークを軸とした読書活動の工夫―
福岡県支部支部長・中川昭則
■第11面
◆学校図書館の整備充実に関する調査研究協力者会議(第3回)のヒヤリングについて
■第12面
◆事務局からの諸連絡